クロエ・キムがX Games Aspen 2025最終日、女子スーパーパイプで勝利し、記録を築く！

X Games Aspen 2025が正式に閉幕した！バターミルクマウンテンでの3日間にわたる最終日の競技では、クロエ・キム（Chloe Kim：カリフォルニア州ロサンゼルス出身24歳）がモンスターエナジー女子スノーボード・スーパーパイプで圧倒的な勝利を収め金メダルを守り、ショーン・ホワイトと並ぶスーパーパイプ金メダル獲得数最多記録となる8個目の金メダルを獲得した。

モンスターエナジーチームの週末のメダル獲得数は、新たなレベルに達した。第24回大会X Games Aspenで 3日間にわたる熱戦の中、モンスターエナジーのライダーたちは22個のメダル（金8個、銀6個、銅8個）を獲得した。2024年の19個を上回る結果となりました！

X Games Aspen 2025、土曜日のチームの活躍を振り返る。

モンスターエナジー女子スノーボード・スーパーパイプ：スーパーパイプの女王、再び。

女王の帰還：X Games Aspen 2024で絵にかいたような勝利を飾り、再び脚光を浴びたクロエ・キム。X Games Aspen 2025では、新世代の挑戦者たちを相手にこれまで築き上げてきた「支配」を維持できるか。彼女にはそれができる！

超満員の観客で埋め尽くされたアスペンを、クロエ・キムは完璧な滑りで熱狂させた。その滑りは、巨大な720インディからフェイキー、スイッチメソッドエアー、キャブダブルコーク1080、フロントサイド540、そしてインディマックツイストといった高難度な技を組み合わせた見事なルーティーンで93.33ポイントを獲得し、金メダルに輝いた。

女子スノーボード・スーパーパイプで優勝したキムは、「この勝利は本当に大きな意味を持つんだ。正直、2回目のランで全てを出し切りたかったけど、それでも本当に嬉しい。」と語った。
 

クロエ・キムは8個目のスーパーパイプ金メダルを獲得した。これにより、彼女はX Gamesスーパーパイプの金メダル獲得数で、男女通じてショーン・ホワイトの記録に並ぶ最多記録保持者となった。キムはこれでX Gamesのメダルを10個（金8個、銀1個、銅1個）獲得した。

女子スキー・スロープスタイル：オリビア・アスランが素晴らしい滑りで銀メダルを獲得

スノーボード界のトレンドセッターとして知られるオリビア・アスラン（Olivia Asselin：カナダ ケベックシティ出身20歳）は、常に時代の先を行く存在だ。新種目スキー・ストリートで銀メダルを獲得した後、また新たなトレンドを生み出した。それは、同じX Gamesで二つのメダルを獲得することだ！アスランは、充実していく自身のコレクションに、女子スキー・スロープスタイル決勝での銀メダルを新たに加えた。

1回目のファイナルランを失敗したアスランに、残された選択肢は一つしかなかった。最後のランでX Gamesモード全開で挑むことだ！そして彼女は、最後のランで完璧な滑りを披露した。その内容は、スイッチ270 to フォワード、フラットレールでのライト270、そしてレインボーレールでの360フロントスワップ toフォワードというものだった。アスランはこれでX Gamesのメダルを3個（金2個、銀1個）獲得した。

パシフィコ男子スノーボード・スロープスタイル：長谷川 帝勝が土壇場で力を発揮し、銅メダルを獲得！

二つの脅威：週末に長谷川帝勝（Taiga Hasegawa：愛知県岩倉市出身19歳）はスノーボード・ビッグエアですでに銀メダルを獲得していたが、これで終わりではなかった。世界で最も難しいコースで、スロープスタイルの世界トップレベルの選手たちと互角に渡り合う？長谷川にとっては問題なかった。彼は銅メダル（と満面の笑み！）と共に戻ってきた。

長谷川はビッグエアで知られているかもしれないが、ハンドレールでも前例のない（NBD＝まだ誰もやっていない）トリックを繰り出すことができる。彼の銅メダル獲得ランでは、270リップスライド270オフ、CAB450リップスライド270オフ、そしてレインボーレールでのNBDハンドドラッグto 50-50バックサイド180が披露された。ジャンプでは、エアリアル（空中）のスペシャリストである彼は、スイッチバックサイド1620ウェドルグラブ、ダブルバックサイドロデオto 1260テールグラブ、そして最後のヒットではCAB1800ウェドルを決め、81.00ポイントを獲得して3位となった。この試合で長谷川はX Gamesでメダルを3個（金1個、銀1個、銅1個）獲得した。

男子スキー・ビッグエア：ルカ・ハリントンが、前代未聞のトリックで銀メダルを獲得！

事態は急速にエスカレートした！プレイオフセッションでライダーたちが次々とトリックを繰り出すにつれて、決勝に進むための最低得点はあっという間に93.00点まで上昇した。この点数は、ほとんどの大会で優勝スコアに匹敵する点数だ！しかし、モンスターアーミーのルカ・ハリントン（Luca Harrington：ニュージーランド ワナカ出身20歳）はそんな状況に物怖じせずに、94.00点のトリックを叩き出し、難なく決勝に進んだ。

今、ルーキーなのは誰だ？決勝で前人未到のトリックが続出する中、X Gamesのルーキーはベテランさながらの落ち着きを見せた。彼は、体をよじったトリプルコーク1980（95.33点）を見事に決め、その後、世界初となるトリプルコーク2160テールグラブ（97.00点）を着地させた。これぞX Gamesデビューだ！

ハリントンはこれでX Gamesのメダルを2個（金1個、銀1個）獲得した。

歴史的な冬季X Games Aspenは、盛況のうちに幕を閉じた。アスペンの観客は、前人未到のトリック、新記録、そして歴史に残るパフォーマンスを目撃した。
X Gamesの公式エナジードリンクパートナーとして、モンスターエナジーはアスペンのチーム全体、そしてX Gamesに関わる全ての人々に、この大会が歴史に刻まれるイベントになったことを心から感謝を伝えたい。

改めて、モンスターエナジーチームは、才能を解き放ち、世界最大の冬のアクションスポーツショーケースで、素晴らしい22個のX Gamesのメダル（金8個、銀6個、銅8個）を獲得したことに賞賛を送りたい。