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平野歩夢 男子スノーボードハーフパイプで優勝

公開日: 2024/12/23

モンスターエナジーのチームライダー勢、コッパーマウンテンで開催されたFISワールドカップ男子ハーフパイプで勝利を収める。

最高な1年の締めくくりだ! モンスターエナジーは今週末、コロラド州コッパーマウンテンで開催されたFISワールドカップ男子スノーボードハーフパイプで1位を獲得したチームライダーの平野歩夢 Ayumu Hirano の優勝を祝福する。劇的な決勝戦で、新潟県村上市出身の26歳、平野歩夢は最後の試みでトップに立った。

男子スノーボードハーフパイプの表彰台には全て日本人選手が並び、横浜市出身の23歳、戸塚優斗 Yuto Totsuka が2位入賞した。

男子フリースキーハーフパイプ決勝では、カナダのアルバータ州出身の27歳 ブレンダン・マッケイが新たなフィールドで2位を獲得した。また、女子フリースキーハーフパイプ競技では、カナダのコモックス出身の32歳、キャシー・シャープが3位に輝いた。
2024年トヨタU.S.グランプリがコッパーマウンテンで、12月18日から21日に開催された。世界有数のフリースキーヤーやスノーボーダーが集った。この大会は、国際スキー連盟(FIS)の公認であり、2025年シーズンのFISハーフパイプワールドカップ第2戦として行われた。
 

 

20日金曜日に行われた男子スノーボードハーフパイプ決勝では、モンスターエナジーのチームライダー平野が完璧なランを行うのに苦戦した。

最初の試合では、2度の失敗を経験し、37.75ポイントしか獲得できず、表彰台争いから離れる状況に陥った。
全てをかけた最後の試合で、平野は歴史に残るランを成功させた。彼が得意としているトリプルコークは、1440ウェドルから始まり、CAB1440ウェドル、フロントサイドダブルコーク1260、フロントサイドグラブ、バックサイドダブルコーク1260ウェドル、最後の技でフロントサイド1080、フロントサイドグラブを決め、97.00ポイントを獲得し、優勝を果たした。


今回の勝利は、2022年オリンピック金メダリストである平野にとって、FISワールドカップで7回目の勝利となった。平野はこの種目で、2014年と2018年にオリンピック銀メダルも獲得している。これにより平野は、2025年FISスノーボードハーフパイプワールドカップランキングで、150.00ポイントを獲得し2位となった。


平野が大逆転を果たす前、モンスターエナジー所属の戸塚は決勝の最後の試合までトップの座を守っていた。
シーズン開幕戦である中国のシークレットガーデンでの優勝を経て、23歳の戸塚は難易度の高い技を駆使した完璧な演技を披露し、絶好のコンディションに戻した。
スイッチバックサイドダブルコーク1260ウェドル、CAB1440ウェドル、フロントサイドダブルコーク1260、バックサイドダブルコーク1260ウェドル、そしてフロントサイドダブルコーク1440テールグラブを組み合わせた演技で、戸塚は94.75ポイントを獲得し、日本選手が独占した表彰台で2位となった。

今回の2位入賞は、戸塚にとってFISワールドカップで20回目の表彰台の経験となった。
FISスノーボードワールドカップの2大会を終えた時点で、戸塚は2025年シーズンランキングで180.00ポイントを獲得し、この種目で1位となった。

土曜日に行われた、男子フリースキーハーフパイプ競技でも表彰台が続いた。トップクラスの選手が揃う中、ブレンダン・マッケイが完璧な演技と最高レベルのエアを披露し、2位に輝いた。

マッケイは最高得点を記録した演技で、スイッチレフトダブルコークアリウープ900、スイッチレフト1080ジャパン、バックトゥバックダブル1260、フラット540ポークミュートグラブを決め、91.25ポイントを獲得し2位となった。

マッケイは現在2025年FISフリースキーハーフパイプワールドカップランキングで、230.00ポイントを獲得し、3位についた。

女子フリースキーハーフパイプ競技では、キャシー・シャープが3位に輝いた。
 

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